初めてゲーミングPC買おうとをBTOを探しても、本当にそのままのスペックで購入して良いか不安ですよね?
そこで今回は、私の体験談と実際にカスタマイズしながら失敗しない購入方法を徹底解説していきます。
この記事を読めば、自分の用途や目的に合わせてカスタマイズでき最適なPCを購入することができます。
・BTOで何をカスタマイズして良いか分からない
・高い買い物なので失敗したくない
まずは、簡単にまとめを紹介してひとつずつ解説していきます。
・セール時に購入→数万円お得に購入できることも
・SSD…NVMeで最低500GB、できれば1TB、HDDもあると便利
・電源…700W以上あると便利だが通常使用なら標準電源で良い
・メモリ…最低16GBで配信や動画編集はする人は32GB
ゲーミングPC購入時の注意点、カスタマイズについて
セール時に購入する
メーカーによって様々なセールをやっていて、パソコン工房は『秋の大感謝祭SALE』・ドスパラは『秋のドスパラジャンボキャンペーン』など数万円値引きされてるので期間中に買わない手はありません。※(2022.11.2現在)
FRONTIERでは頻繁にセールが開催されており、大型連休時や週ごとに、パソコンの大幅割引を受けられる可能性があるのでチェックしてみましょう。
私は無料アップデート時に購入しました。
CPUとGPUのスペックについて
皆さんがPCを購入する上で、最も重視するのはCPUとGPU(グラフィックボード)の性能だと思います。
しかし、どちらかの性能が高すぎると性能が上手く発揮できずゲームを快適にプレイできないで注意しましょう。
これを、ボトルネックと言います。
・CPUのボトルネック…CPUの性能が高くグラボの性能が低い
・GPUのボトルナック…グラボの性能が高くCPUの性能が低い
※CPUとGPUのボトルネックチェッカーがありますが、参考程度に留めておきましょう
SSDとHDDの必要性について
データを保存するにはSSDとHDDが必要ですが、SSDは処理速度が速いのでゲームやwindows等・HDDは動画や写真などの大量のデータを保存するのに向いています。
SSDはSATA接続(一般的)とNVMeのものがあり、NVMeの方がSATA接続より10倍以上速度が速いので値段は高いですがおすすめです。
速度 | 特徴 | |
---|---|---|
SATA | 600MB/s程度 | 性能面で劣るが、消費電力や発熱量は小さく、価格もNVMeより安い |
NVMe | 7000MB/s程度 | 性能に優れている反面、発熱量や消費電力も増加する |
HDDはPCによってついてないのがありますが、個人的にHDDがある方がデータをたくさん保存できるので
必須級です。
PCの注文時にカスタムするより自分で取り付けた方が安く、取り付け方法も簡単なんですが、
取り付け後の初期設定もあるので、それが面倒な方や自信がない方はカスタマイズしたほうが無難です。
初期設定をしらなくて、取り付けたはよいものの反映されてなかったので焦りました…
電源について
電源を選ぶ上で重要なポイントは、電源容量と80PLUS認証の2つで、
パソコンの故障に最も影響が大きいので性能に見合った電源選びが必要です。
電源容量
「電源容量」とは、電源が供給できる最大電力量を指します。500Wの電源なら、消費電力量が500W以下のマシンを動かすことができます。
ここで注意したいのが電源容量と消費量がピッタリではなく、安全に使用したいなら消費電力の1.8倍~2倍の電源容量を選びましょう。
電源の寿命に直結します。
初心者~中級者が普通にゲームするだけなら、BTOショップで販売されている標準の電源容量で良いですが、もし将来的に自分でパーツを追加したり交換したい方は700W以上の大容量の電源に変更する方がオススメです。
グラボの換装は簡単ですが、電源の交換は一度すべての配線を外す必要があり、各配線を理解してないと時間がかかるので初心者にはオススメできません…
80PLUS認証
「80PLUS認証」とは、電源装置の電力変換効率について表している規格で、80PLUS(スタンダード)~Titaniumまであります。80PLUSのランクによって、同じ電源容量でも実際に消費できる電力は違ってきますが、
結論から言うと、
・700W未満…BRONZE認証以下
・700W以上…予算に応じてBRONZE認証以上
を目安に選択しましょう。
メモリについて
PCゲームをする方は最低16GB、ゲーム配信や動画編集もしたい方は32GBがオススメです。
メモリ
メモリはゲームやアプリを開いているときに使われます。
「メモリ=作業机」と表現されることが多く、メモリの容量が大きければ大きいほど、作業台の大きさも大きくなりますので、作業がしやすくなり、より多くのデータを処理することができます。
最近のゲームを8GBで使用するとカクつくことが多いので、16GB以上がベストです。
ゲームが重い理由にCPUやGPUの性能不足が挙げられますが、メモリは意外と見落としがちです。
中古などで値段を抑えて買っている人は注意が必要です。
実際にカスタマイズしてみよう
説明だけでは分かりにくいと思うので、BTOパソコンをどうカスタマイズしたら良いか解説します。
買う時の参考にしてみてね。
売上No,1商品 GALLERIA XA7C-R36T
ドスパラから出ている売上No,1商品で気になっている人も多いと思います。
結論から言うと、各スペックの性能が良いのでそのまま購入するのがオススメです。
場合によってHDDの追加・メモリを増設しましょう。
製品の仕様
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-12700 (2.10GHz-4.80GHz/12コア/20スレッド) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB (HDMI x1,DisplayPort x3) |
---|---|
電源 | 650W 電源 (80PLUS BRONZE) |
メモリ | 16GB (8GBx2) (DDR4-3200) |
SSD | 1TB SSD (NVMe Gen3) |
HDD | 搭載なし |
スペック表を見ると、
CPU:Core i7-12700
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
と、非常に高性能なのでそのままでも十分すぎるほどです。
APEXやオーバーウォッチが最高設定でも快適にプレイできるよ。
Core i7-12700の特徴
GeForce RTX 3060 Tiの特徴
RTX 3060 Tiは、価格が1.7倍もするRTX 2080 SUPERとほぼ同等の性能を誇ります。
(RTX 3060 Ti:5万台 RTX 2080 SUPER:9万台)
本当にコスパが良いよね
SSDは1TBでNVMeなので変更しなくてOK
HDDは設定されてないので、写真や動画・バックアップデータなどを保存したい人は
2TBのHDDを追加するのがオススメです。
ですが、9000円と少し割高なので自分で増設できる方はAmazonなどで購入した方が安く抑えられます。
増設や設定が面倒だと思う人は、素直にカスタマイズしましょう。
個人的に1TBで十分なので、1TB HDD(6000円),SATAケーブル(1000円)で2000円節約できます。
2TBを購入すると1300円程度抑えられます。
CPU:190W、GPU:200Wで合計で440W消費し、その他もろもろ合わせると650Wだと心もとないので、
予算に余裕がある方は750W(80PLUS GOLD)に変更しましょう。
このスペックだとGPUの換装や増設する人は少ないと思うんですが750Wあった方が安心できます。
16GB搭載なので標準でOK
ゲーム配信や動画編集もしたい方は32GBに増設しましょう。
メモリに関しては増設が簡単で挿すだけなので自分で増設するのも良いです。
まとめ
BTOを購入する上で大事な点は以下の4つです。
失敗しないために、慎重に性能を比較して購入しましょう!
・セール時に購入する→数万円お得に購入できることも
・SSD…NVMeで最低500GB、できれば1TB、HDDもあると便利
・電源…700W以上あると便利だが通常使用なら標準電源で良い
・メモリ…最低16GBで配信や動画編集はする人は32GB
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