日頃から「zowie製のマウスを使ってるけど、ワイヤレスモデルがあれば最高なのに…」と思っていた方にうってつけのマウスがBenQ ZOWIEからECシリーズが発売されました。
BenQはゲーミングモニターの印象があり、ゲーミングマウス・初めてのワイヤレス化で使う前は、
ほんとうに使いやすいのかな?
と、思っていたんですが、実際使ってみると
マウスを持った時のしっくりさ、使い心地のよさにびっくりしました。
マウスにこだわる人にも満足のいく仕上がりだと感じました。
最近は、ワイヤレス・軽モデルのマウスが沢山あり、軽量モデルが苦手な方にもおすすめできます。
EC2-CWは「ZOWIE ECワイヤレスシリーズ」の中ではMサイズに該当するモデルで、
ECシリーズの特徴は充電ドックが付属してしてさっと充電することができます。
また、最近は左右対称型が多い中、左右非対称型になっています。
本記事では、どんなプレイスタイルが合っているか、センシやエイムの方法・マウスパッドの種類別に様々な方法でマウスを試しています。
個人の主観ですが参考になれば幸いです。
どんなマウスなのか、分かりやすく伝わるように心がけています。
EC2-CWの製品概要・付属品
製品概要
形状 | 左右非対称 右利き用 |
ボタン | 7つ(底面ボタン2つ) |
ホイール | 24ステップ |
重量/サイズ | 77g/6.1~6.5 x 3.3~4.2 x 12.3 cm |
DPI | 400 / 800 / 1600 / 3200 |
レポートレート | 125 / 500 / 1000 Hz |
接続方式 | USB2.0 / 3.0 有線 ワイヤレスモード |
専用ソフトウェア | なし |
価格 | \29,109(執筆時点) |
サイズ展開は、LサイズはEC1-CW SサイズがEC3-CWです。
マウス・充電ドッグ
ロゴ部分が光ることはなく、非常にシンプルなデザインになっています。
他のマウス比べマウスのお尻部分が高くなっており、かぶせ持ちがしやすい作りです。
重心部分がお尻部分にあるためか、近い重さ・重心が真ん中にあるマウスと比べると持った時、重さを感じました。
また、左右非対称でマウスの中央から右側は徐々に傾いています。
充電ドックにマウスを置くと、ホイール下のLEDが点灯します。(3つ点灯が充電MAX状態)
右下の電源スイッチを右側にしないと充電ドックで充電できないので注意しましょう。
左側だと赤色に点滅します。
左側はレシーバーのみを接続していると使用可能で、
ケーブルとアダプターをも用いてマウス本体に近づけると、遅延を最小限にできます。
付属品
・マウス本体(EC2-CW)
・エンハンストワイヤレスレシーバー(充電ドック)
・USBワイヤレスレシーバー
・USBケーブル
・USBアダプター
・交換用マウスソール
・取扱説明書
EC2-CWのメリット・デメリット
EC2-CWを実際に試して感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
77gと適度な重さ マウスソールが大きく滑りやすい クリック音も良く、押した感触もしっかりある サイドボタンが押しやすい | 値段が高い 専用ソフトウェアがない 充電ドッグが大きい |
専用ソフトがなく細かい設定はできないですが、設定はマウスだけで完結していて
専用ソフトウェアをインストールする必要がなく買ってからすぐ使用することができます。
G PRO XとViper Ultimateとのサイズ比較
ロジクールとレイザーの有名なマウスと比べると、マウスの長さは短い分、高さはお尻の部分が高くなっていて、かぶせ持ちやつまみ持ちに適しています。
EC2-CWは手が小さい人には少し不向きに感じました。
G PRO XとViper Ultimateを持っている方は、SサイズのEC3-CWをオススメします。
ですが、EC2-CWは中間のサイズなので万人受けするサイズ感になっているので、どんなマウスか気になっている方はまずEC2-CWを試してみましょう。
EC2-CWの使用感
プレイしたゲーム | APEX、VALORANT |
使用したマウスパッド | ぶいすぽっ!様からいただいた布製マウスパッド |
筆者の手のサイズ | 手長18㎝、手幅8.5cm(日本人男性の平均サイズです) |
ゲームで実際に試した感想
APEX
追いエイムはマウスソールが大きく滑りやすいためエイムしやすく、スナイパーで遠くの敵も狙いやすかったです。
APEXの方がVALORANTよりしっくりきたので、追いエイムが多く、ハイセンシ寄りに向いているゲームが相性良いと感じました。
OVERWATCHも向いてるかも
VALORANT
置きエイムで頭が少しずれた際の微調整が、適度な重さのためエイムしやすく、
フリックエイムも軽めのマウスと比べてマウスをピタッと止めやすかったです。
ですが、振り向き25cm以上でプレイしている人には軽めのマウスがおすすめです。
実際、振り向き30cmで試したら腕が疲れました笑
つかみ持ち以外なら持ちやすい
このように薬指小指を伸ばしたつかみ持ちが、マウスの形状に合っていて一番持ちやすかったです。
EC2-CWはマウスの形が左右非対称の右手用で、つまみ持ちをすると左右同じ感覚で持てないので合わないと感じました。
かぶせ持ち
マウスのお尻にかけて盛り上がっており、高さがあるので安定してグリップ力を感じることができます。
サイドボタンも押しやすい位置にあるのでおすすめの持ち方です。
つかみ持ち
つかみ持ちも同様に、手のひらにフィットしていて軽いち方で保持できるのでおすすめです。
個人的に、指先を立てた方が操作しやすいと感じました。
一番しっくりきた持ち方でした。
つまみ持ち
持てないことはないですが、薬指小指を立てて持つと左右非対称のため、左右同じ感覚で持てず力のかかり具合が変わってくるので、安定した操作に欠けると思います。
つかみ持ちは、左右対称マウスが一番だね。
ミドルからハイセンシにおすすめ
個人的に一番合っていた感度は振り向き15~20cmでした。
EC2-CWの重量(77g)は軽すぎず重すぎずの重さなので、ミドルセンシが適度な重さを感じられてエイムしやすかったです。
※G PRO X63g Viper Ultimate74g
ハイセンシで素早くマウスを動かしても、しっかりとマウスを止めたい方にもおすすめです。
普段使っているマウスがこのマウスより軽いのを使っている方は、気持ち感度を高めたほうがしっくりくると思います。
GPROとの使用感を比べたら、GPROより振り向き2~3cm早めたら丁度良かったです。
EC2-CWのレビューまとめ
ZOWIE EC2-CW
(3.5/5)
値段が高い
専用ソフトウェアがない
充電ドッグが大きい
77gと適度な重さ
マウスソールが大きく滑りやすい
クリック音も良く、押した感触もしっかりある
サイドボタンが押しやすい
どんな人におすすめ?
【EC2-CWに向いている人】
・ミドルやハイセンシでプレイしている
・ある程度重さが欲しい
・左右非対称が好み
同じZOWIE製の知る人ぞ知る有線マウスの「ZA13-C」のレビューいています。
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