4月26日にRazerからViper V3 Proが発売されました。
前作のV2も人気が高かったですが、V3 Proは形状やコーティングの変更がなされています。
また、ポーリングレート8000hzが標準で対応しています。
このマウスはSentinelsのZekken選手がこのプロトタイプを使用して2024 VCT Masters Madridで優勝し、しかもMVPを獲得しました。
全てにおいて完成度が高いと思います。
Razer Viper V3 Pro:概要
前作のV2から主に、以下の変更がされました。
・形状の変更
・コートティングの変更
・ポーリングレート8000Hz対応
・DPI Sensitivity Matcher機能
・1DPI Adjustment機能
形状 | 左右対称 | 最大稼働時間 | 95時間 |
ボタン | 6つ(背面1つ) | 接続方式 | 無線(2.4Ghz) 有線(USB-C) |
重量 | 54g | 充電端子 | USB-C |
サイズ | 124 x 66 x 38mm | ソフトフェア | 有 |
DPI | 35,000 | カラー | 黒/白 |
ポーリングレート | ~8,000Hz | 価格 | ¥15,980 |
バッテリー95時間とありますが、これはポーリングレート1K時で8Kにすると17時間ほどです。
形状・コーティングの変更
「Viper V3 Pro」はV2までの形状から一新され、新しいViperシリーズとなっています。
左右対称なのは同じですが、両サイドの窪みと上面から後部までの高さが主に変更されています。
両サイドは以前よりも窪みが浅くなり、中部の窪みから後部のふくらみの差が少なくなっています。
サイズ感も大きく感じるよ。
V2以前と比べると形状やサイズ感にかなり違いが感じられるため、V2以前のマウスから買い替えを考えている人は注意が必要です。
また、コーティングが改善されてしっとり滑らかな質感で心地よく、表面は滑りづらく、跡も残りづらいです。
指先や手のひらが引っかかりすぎず、一度決めた位置で保持できるくらいの充分なグリップ力があります。
これならグリップテープは要らないです。
ポーリングレート8000Hz対応
8000Hzワイヤレスポーリングレートに対応したワイヤレスドングルが最初から付属しています。
最近のマウスは4k、8kモデルと言っても別売りのドングルを買わないといけなかったのでとてもありがたいです。
手軽に8000Hzを試したい方にオススメです。
DPI Sensitivity Matcher機能
感度マッチャーという機能があって、他のマウスのDPIに合わせてV3 Proの感度を微調整してくれるというものです。
マウスってモノによっては1600DPIといっても、微妙に違ったりします。
これをDPIズレと言いますが、マウスを変えた時に感じる不調はこの絶妙なDPIの誤差によって引き起こされている可能性があります。
なので、この感度マッチャーを使えばマウスを乗り換えてもDPIズレによる違和感に悩まされない…という地味に役立つ機能になっています。
読み取りたいマウスとVIPER V3 PROを同時に動かすと1dpi単位でpcが読みとり、即座に同期してくれるという便利な機能です。
マウスからの乗り換えも非常にスムーズだね。
また、バッテリーについても便利な機能があり、ゲーム中とそれ以外でポーリングレートを変更することが出来ます。
これによってゲーム以外の時間のバッテリーの消費を抑える事も可能です。
1DPI Adjustment機能
DPIは35000までですが、面白いなと思ったのはDPIをソフトで1単位で変更できることです。
V2の時は50単位だったのでとても細かく設定できます。
普通のマウスは4種類しかないものが多いので凄いですね。
外観・持ち方
外観:V2とは異なった形状
付属品
Razer Viper V3 Proの付属品を紹介します。
・8k対応USBレシーバー
・USBケーブル
・グリップテープ
・クイックガイド
・ステッカー
持ち方:つかみ持ちが持ちやすい
個人的につかみ持ちが一番フィットしていました。
V2よりサイズが大きくなり、背面の盛り上がったのでつまみ持ちをするならV2,つかみ持ちをするならV3をオススメします。
かぶせ持ち
つかみ持ち
つまみ持ち
良いところ
Razer Viper V3 Proのメリットは以下の3つです。
標準で8K対応レシーバーがある
個人的に一番大きいポイントはここだと思います。
ポーリングレート8000Hzもいらないという意見もありますが、やっぱり好奇心には勝てませんでした。
実際に使ってみると大きな変化とはいいづらいですが、感度が良くなったと実感できるほどでした。
最近のマウスは別売りドッグが多かったので気軽に使える点も良いですね。
グリップテープいらず
滑りやすいマウスだからグリップテープ使うと見た目が変わるのでできるだけ避けていたのですが、
このマウスは、滑りにくい材質に変更されていてしっかり保持してくれるので嬉しいです。
ベストなサイズ感
前までFinalMouse Starlight-12 Phantom Sを使っていて、かなり小型なマウスを使っていたのですが、
Razer Viper V3 Proに替えると、このサイズ感がジャストフィットしてエイムの安定感が増しました。
気になるところ
Razer Viper V3 Proのデメリットは以下の2つです。
個人的にどちらも嬉しい変更点だったのですが、V2から変更を検討している方に注意してほしいと思って紹介します。
形状の変更点が多い
形状の変更点でも書いた通り、V2と比べて形状が大きく変わったのでV2を愛用していた方は最初は合わないかもしれません。
重量が重たくなった
Razer Viper V3 Pro:レビューまとめ
総合評価
Razer Viper V3 Pro
(5/5)
形状の変更点が多い
重量が重たくなった
標準で8K対応レシーバーがある
グリップテープいらず
ベストなサイズ感
前作のV2を愛用していた方には合わないかもしれませんが、私は形状から材質、性能までピカイチだと使っていて感じました。
欠点も私にはプラスになっているので実際欠点という欠点はなく、プロが絶賛するのもよく分かりました。
値段はすこし張りますが、ぜひ一度使ってみてほしいマウスNo.1です。
どんな人におすすめ?
Razer Viper V3 Proは以下の人にオススメできます。
・プロに愛用されたマウスを使いたい方
・8000Hzのマウスを試したい方
・色々なマウスを使っている方
2024年の中で間違いなくNo,1マウスなので騙されたと思って試してみてください!
より小さいマウスが良い方は「FinalMouse Starlight-12 Phantom S」と「Ninjutso Sora V2」がオススメです。
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