キーボードを使う上で打鍵感・打鍵音はとても重要です。
ゲーム中だと気にならないかもしれませんがテレワークだと打鍵音も聞こえるので、どうせなら好みの打鍵音が良いですよね。
私も打鍵感にはこだわるタイプです。
そんな方にはREALEFORCE GX1がオススメです。
GX1はデスクワークをする人に絶大の人気を誇っているREALFORCE製なので打鍵感で右に出るキーボードはないといっても過言ではありません。
そのくらい最高の打ち心地で癖になるよ。
また、ゲーム用ではラピッドトリガー搭載や他のメーカーにはあまりないキルスイッチ機能もあるのでゲーム性能だけでもトップクラスの性能です。
はっきりいって買わないと損レベルで良いキーボードです。
機能・性能
GX1の特徴を紹介します。
・テンキーレス
・静電容量無接点方式(東プレスイッチ)
・一億回以上の耐久性
・APC設定(0.1~3.0mm)
・ラピッドトリガー搭載
・キルスイッチ搭載
次にスペックを紹介します。
キー配列 | 日本語・英語配列 |
キーサイズ | テンキーレス |
キースイッチ | 静電容量無接点方式(東プレスイッチ) |
キーストローク | 4mm |
AP | 0.1~3.0mm |
押下圧 | 30/45g |
ケーブル取り外し有無 | × |
ソフトウェア有無 | 〇 |
重量 | 1300g |
価格 | 33,000円 |
「REALFORCE GX1」は、静電容量無接点方式の「東プレスイッチ」を採用しているゲーミングキーボードです。
「静電容量無接点方式」でラピッドトリガー機能があるのはGX1のみです。
本体カラーは黒色固定で、日本語・英語配列から選べます。
キー荷重は「30g」「45g」の2タイプ。
静電容量無接点方式(東プレスイッチ)
このキーボードの特徴は何といってもキースイッチが静電容量無接点方式だということです。
それって普通のキーボードとどう違うの?
それは、名前の通り「接点を持たないキーボード」のことです。
接点がないと何が良いんだろ…
普通のメカニカル式のキーボードは接点があり電極同士が触れ合って入力されます。
ですが、静電容量無接点方式は静電気で入力を検知する仕組みで機械的接点がありません。
そして、接点を持たないことで以下の特徴があります。
・劣化がほとんどなく耐久性に優れている
・打鍵感はスコスコと上質な音
私は特にこの打鍵感がとても好きです。
実際、REALFORCE製のキーボードはデスクワークをする人に絶大の人気を誇っています。
また、GX1は1億回以上のキースイッチの耐久性があります。
接点接触式のようなカチカチとなる感じと比べ、GX1は静音性が高めで普段使いにも打ってつけです。
ぜひ一度試してみて
ラピッドトリガー搭載
GX1はアップデートでDynamic mode機能(ラピッドトリガー)が追加されました。
キースイッチのONからOFF,OFFからONの作動点を0.1mm単位の移動量で設定できます。
キーストロークにおけるオン位置・オフ位置を指の動きに合わせてリアルタイムに可変させることで、VALORANTで重要なストッピングが格段にやりやすくなります。
リセットポイントも0.1mm単位で設定できるのも良いですね。
キルスイッチ機能
キルスイッチ機能とは、ゲーム時の左右移動に使用されるAキーとDキーの同時入力が無効化され、後から押された片方の入力のみ有効となる機能です。
これによって、Aキーを押しながらDキーを押しても止まらずそのまま右に移動できます。
他のキーボードにはあまりない機能だよ。
APEXみたいに左右に激しく動くゲームだと、左右移動のラグがなくりキャラコンもやりやすくなるのでオススメです。
ストッピングが重要なゲームだと微妙なので注意しましょう。
ソフトウェア
「REALFORCE GX1」は専用のソフトウェア「REALFORCE CONNECT」を使って、様々な要素をカスタマイズできます。
※12/13(水)より「A0.12」から「A0.13」にアップデートされています。
ファームウェアが「A0.13」になっていない場合は「GX1 キーボード ファームウェアアップデート(公式サイト)」からダウンロードしてください。
「X1UC」が日本語配列、「X1UD」が英語配列です。
アップデート内容等、「ラピッドトリガーやキルスイッチの詳しい設定方法」はこちらの記事で紹介しています。
外観・打鍵感
それでは、GX1の外観を紹介します。
ケースだけでも高級感がありますね。
今回は45gの日本語配列を紹介します。
外観:シンプルで高級感のある仕上がり
ゲーミングキーボードの中ではシンプルな作りでデスクワークで使っても違和感ありません。
フレームはスチール製になっており全体的にラメ感が強いです。
キーキャップはABS素材で指紋がつきやすいと言われていますが、比較的GX1のキーキャップは指紋は付きにくくなっています。
RGBライトを消したら「仕事用」、付けると「the ゲーミングキーボード」の印象です。
付属品
基本キーボード本体のみ付属品は以下の2つだけでした。
・取扱説明書(保証書)
・ユーザー登録の案内用紙
打鍵感:静音で打ち心地は快適
GX1は静電容量無接点方式で静音・耐久性に特化したスイッチです。
赤軸に近い静音でスコスコと軽い力で入力できます。
GX1の打鍵感は押し始めはぐぐっと押し込む必要があって、あるラインを超えたら「スコッ」と押し込む感じになっているので45gの押下圧でも軽く感じました。
メカニカル方式で底打ちまで一定の押下圧のキーボードを使っている方だと少し違和感があるかもしれません。
ですが、使っていくうちにこの打鍵感が癖になっていました。
長時間使っても疲れにくいよ。
良いところ
REALEFORCE GX1のメリットは以下の2つです。
ゲーム性能がトップクラス
GX1はなんといってもラピッドトリガーだけでなく、キルスイッチ機能まであるのが特徴です。
もちろんキーごとにAPCを0.1mm〜3.0mmに調整でき、ラピッドトリガーではRPを0.1mm に変更できます。
ラピッドトリガーの反応も良かったです。
最初はAP0.1mm、RP0.1mmでVALORANTをしていましたがAP0.1mmだと感度が良すぎて思わぬ動きをすることがありました…
感度が良すぎるのもダメだね
なので、今はWASDキーはAP0.5mm・他は0.8mmにしてプレイしています。
※RPは0.1mmにしています。
APを0.4mm変えただけでも感覚が全然違いました。
そしてキルスイッチ機能もあり、この2つの機能が揃っているとどのゲームにも快適にプレイすることができます。
CHERRY MX製のキャップと互換性がある
スイッチは「静電容量無接点方式」なのに、CHERRY MX製のキャップと互換性がありました。
比較的滑りやすいABSキャップから「サラサラ・コトコトのPBTキャップ」に変更できたり、色も変えることができます。
PBTは指紋もつきにくいよ
ケースごと替えれるキーボードもありますが、自分好みのキーキャップにできるだけでも嬉しいです。
気になるところ
REALFORCE GX1のデメリットは以下の2つです。
ゲームでは癖のある打鍵感
打鍵感は心地よいですが、他のキーボードと違って最初は抵抗があり、キーを0.9mm押し込んだあたりで軽くなりスッと入力できます。
一定の力で入力できないのでラピッドトリガーの機能と微妙にマッチしてないと思いました。
APが0.1mm単位で調整できるのに0.9mmを超えると、スッと底打ちまでいくのでAPを1.0mm~3.0mmにしたときの恩恵が受けづらくなります。
性能が優秀なだけあって少しもったいない気がします。
ですが、実際はゲーム中だと底打ちが基本なので気になることがなく「不便だな…」と感じることなくプレイすることができました。
高価なわりに作りがシンプル
3万円するキーボードは高い部類に入りますが、ケーブルの取り外しができなかったり、キーボード本体にUSBポートがなく高価なわりに不便だと感じました。
ゲーム性能はトップクラスなのでそこを直してくれれば欠点のない最高のキーボードです。
REALEFORCE GX1:レビューまとめ
REALEFORCE GX1の総合評価とどんなに人におすすめなのか紹介します。
総合評価
ケーブルの取り外しができないなど惜しい点があったので少しだけ☆4.8にしました。
これがあれば痒いところにも手が届く完成されたキーボードになると思います。
現時点でも数あるラピッドトリガー搭載キーボードの中で1,2位を争うくらいには優秀です。
ラピッドトリガー搭載でRPも0.1mm単位で設定できるだけでpay to winですが、キルスイッチ機能もあるので買わないと損です。
打鍵音も良いのが嬉しい
どんな人におすすめ?
REALEFORCE GX1は以下の人にオススメできます。
・幅広いゲームで勝ちにこだわりたい方
・打鍵音にもこだわりたい方
ゲーム用の機能もりもり、打鍵音も良いのでゲームと日常向けで両立したキーボードなのでどんな人にもオススメできます。
買うか迷ってる方には「売り切れないうちに今すぐ買って…!」っと言いたいくらいです。
もう持っている方、これから買う予定の方は「ソフトウェアの使い方」の記事もあるので良かったら見てみてください。
VK600Aもオススメです!
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